「過去と未来をつなぐもの」林 亮平 亀甲萬本店/醤油仲間 瀬戸内海に浮かぶ小さな離島、手島。 いまでは人口わずか16人になってしまったこの島は、父の故郷であり、僕のルーツです。 本家のお墓があるので、子供の頃から毎年お盆の時期になると、親族が島に集まって、おばさんたちが炊きもの […]
「いつもそばにいてほしい存在」高山 なおみ 亀甲萬本店/醤油仲間 おしょうゆと聞いて頭を遊ばせてみたら、小さい頃おしょうゆのお煎餅がすごく好きだったことを思い出しました。 静岡県富士市が出身で三島市出身の「ちびまる子ちゃん」と同世代ということもあるかもしれません。 「ちびまる子ちゃん」 […]
「しょうゆで蘇る、あの記憶、その記憶」ロバート キャンベル 亀甲萬本店/醤油仲間 僕は、ニューヨークの下町、移民が多い労働者の街で育ちました。 アメリカは「人種のるつぼ」と表現されますが、マーブル状に混ざり合うというより、それぞれが「けものみち」のような独自の動線を持っていました。 僕たちのけものみち […]
「醤油雑記」杉山 恒太郎 亀甲萬本店/醤油仲間 海外に行くと、誰もがしょうゆ味が恋しくなるといいます。私もその一人。 海外出張にだいぶ行ってきましたけど、ダウンタウンのお店から、アップタウンのお店まで、キッコーマンのしょうゆが置いてあるんですよね。 あの赤いフタの「し […]
「日々の進化が、未来の伝統を作る」今田 洋介 亀甲萬本店/醤油仲間 銀座で寿司職人を60年もやっていますと、よく人様に「ご主人は、どのネタが一番好きですか?」と訊かれるんですね。 お寿司というのは、どれだけまぐろが好きな人だって、「まぐろだけで終わる人」はいないものです。 大相撲で言えば […]
「しょうゆと向き合う「極意」」森岡 督行 亀甲萬本店/醤油仲間 僕は銀座一丁目で「1冊の本を売る書店」、森岡書店を営んでいます。 1998年に神田の古本屋に就職して以来、25年間、本にまつわる仕事をしてきました。 「しょうゆ」がテーマと聞いて思い返すのは、この仕事のスタート付近の想い […]
「しょうゆハンターじゃないけれど」竹内 海南江 亀甲萬本店/醤油仲間 昭和世代の田舎育ち、特に関東だと、肉じゃがに、きんぴらに、とにかくしょうゆ味が家庭の味ですよね。 私は群馬県に生まれ、料理好きの母の味で育ちました。 台所には三種の神器のように、しょうゆの一升瓶がありましたね。 私の父も […]
「本質を求め、語り継ぐこと」東儀 秀樹 亀甲萬本店/醤油仲間 僕は、母方の東儀家が1300年続く雅楽の家、父は商社勤めの家庭に生まれましたが、幼い頃、「雅楽師」になろうと思っていませんでした。 1歳から7歳まで、父の赴任先のタイで育ち、幼稚園の頃にビートルズにハマりました。 小学校 […]
「しょうゆ愛は、とまらない」安住 紳一郎 亀甲萬本店/醤油仲間 振り返れば、生まれながらにして「しょうゆ好き」かもしれません。 幼い頃から、家族に「しょうゆをかけすぎないように」と言われてばかり。 山形に住む祖母が納豆餅を作ってくれて、それが大好物でした。 その後、アナ […]
「拮抗大根、あるいは〈醤油の哲学〉」小林 康夫 亀甲萬本店/醤油仲間 modest but mighty————これが今日の指示記号かな? わたしは、長年、東大の教養学部がある駒場キャンパスで教えていました。 所属の学科は「表象文化論」でしたが、最後の十数年は、わたし自身が設 […]