「しょうゆ愛は、とまらない」安住 紳一郎 亀甲萬本店/醤油仲間 振り返れば、生まれながらにして「しょうゆ好き」かもしれません。 幼い頃から、家族に「しょうゆをかけすぎないように」と言われてばかり。 山形に住む祖母が納豆餅を作ってくれて、それが大好物でした。 その後、アナ […]
「拮抗大根、あるいは〈醤油の哲学〉」小林 康夫 亀甲萬本店/醤油仲間 modest but mighty————これが今日の指示記号かな? わたしは、長年、東大の教養学部がある駒場キャンパスで教えていました。 所属の学科は「表象文化論」でしたが、最後の十数年は、わたし自身が設 […]
「川波さんの味は、家族の味」朝吹 真理子 亀甲萬本店/醤油仲間 小さい頃は甘いものが苦手で、中学生ぐらいまでの私のおやつの定番は、どんこ(干ししいたけ)を戻して甘辛く煮付けた煮物でした。 2歳半から大学一年生になるまで、自宅の家事を担っていた川波さんという素敵なおばさまがいらして、そ […]
「文化は日々に息づく」竹本 織太夫 亀甲萬本店/醤油仲間 文楽の世界では三業(さんぎょう)といって、物語を語る「太夫(たゆう)」と三味線を弾く「三味線弾き」、そして人形を動かす「人形遣い」の3つの仕事で成り立っています。 竹本織太夫として、異分野と交流したり、書籍を出版したり、 […]
「シンプルという究極」西川千雅 亀甲萬本店/醤油仲間 「あなたにとっての究極の料理は?」と訊かれたら。 僕は「目玉焼き丼」と答えます。 ごま油をひいて焼いた目玉焼きをごはんにのせ、ポタポタとしょうゆをたらして、というシンプルな一品。 目玉焼きにはソース派やケチャップ派もいら […]
「抱擁」遠山正道 亀甲萬本店/醤油仲間 ちょっとした理由があって、ボイストレーニングを受けることがあった。 慣れない「ニューヨーク・ニューヨーク」を練習し、高音で顔を歪めて歌うと若い女性の先生に咎められた。 「あなたが気持ちよくなってどうするんですか」と。 感 […]