腸に良い7つの習慣

習慣4 「6時に起きて23時に寝る」

6時に起きて23時に寝る

 

あなたは、毎日何時間寝ていますか?

 

仕事が終わって、スマホやテレビを見ていると、つい夜遅くなりますよね。

 

しかし、24時以降に寝ると体内時計が狂います。体内時計がおかしくなると、腸に穴があくリーキーガットになりやすいと言われています。

 

リーキーガットとは、穴のあいた腸から体内に、未消化の栄養素がもれる病気です。からだの中に、もれるのはちょっと怖いですね。

 

腸は、自律神経の副交感神経が働いているとき、睡眠中に消化吸収活動します。腸をしっかり動かすためにも、睡眠時間は大切です。

 

また、アメリカで110万人、6年間をかけて睡眠に関する追跡調査をしました。その結果、7時間睡眠の人が一番死亡率が低く、長寿でした。

 

しっかりと睡眠をとリ、体内時計をととのえることは、病気にならない一番の健康法ですね。

 

23時までに寝て、夜の体内時計を正確に動かしましょう。6時まで寝ると、7時間睡眠がとれます。

 

しかし、個人差があるので「朝起きたい時間」に合わせて、あなたのからだが休まるのに良い「寝る時間」をためしてみてください。

 

睡眠の質を高める3つの習慣

1つ目の習慣は、寝酒をしないことです。私も、夕食のあとTVを見ながらおつまみと一緒にワインや焼酎を飲むのが習慣でした。

 

すぐ眠れるので気にしていませんでしたが、最近夜中や明け方に起きてしまうことが多くなりました。

 

そこで調べてみると、お酒を飲んだあとは脳の覚醒中枢や睡眠中枢が麻痺して、睡眠状態に入っているだけでアルコール分解が進むと、眠りが浅くなってしまうことが分かりました。

 

今は、睡眠の質を高めたいので、平日の夕食のあとは飲まないようにしています。しかし、休日の夕方にゆっくり飲む楽しみをつくりました。

 

2つ目の習慣は、寝る1時間前にお風呂に入ることです。眠気は、体温が下がるときに高まるので、お風呂上がりの1時間後くらいがちょうど良いのです。

 

ただし、湯船にゆっくりつかってからだを温めることが大切です。特に、冬場で手足が冷たいときや、冷え症の方は体をあたためてから眠るのがおすすめです。リラックス効果もあるので一石二鳥ですね。

 

3つ目の習慣は、日記です。寝る30分前にはベッドや布団に横になって、1日を振り返って短い3年日記をつけるのがおすすめです。

 

良かったこと、明日やりたいことなどを書くと、こころが落ち着きます。自律神経が整うことで、ストレスも抜けて腸の働きも良くなります。

 

また、寝る前のスマホの光は、脳を刺激するので睡眠の妨げになります。お気に入りの本や雑誌などがいいですね。

 

睡眠中に、腸をしっかり動かして、からだも修復して元気に過ごしましょう。

 

参考文献

「病気を防ぐ腸の時間割」藤田紘一郎

 

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