腸に良い7つの習慣

習慣6 「深くゆっくり呼吸する」

腸は「第2の脳」

あなたは、どのくらいの速さで早さで呼吸していますか? 忙しい毎日の中で、無意識に呼吸は早くなりがちですね。呼吸の仕方一つで、自律神経をととのえられます。 

 

腸は、リラックスしているとき、副交感神経(ふくこうかんしんけい)が働いている時に動きます。呼吸が浅く早く緊張していると、交感神経(こうかんしんけい)が高まり、腸の動きも悪くなります。

 

テストや大事な発表の前など緊張したら、おなかがぎゅーっと痛くなりますね。腸のまわりには、神経細胞がたくさんあって、自律神経(じりつしんけい)と連動しています。

 

腸は「第2の脳」といわれるのも、腸と脳が神経でつながっているからなのです。脳が感じるストレスは、腸に伝わります。すると、腸内環境が悪化して、これがまた脳に伝わる悪循環となります。

 

この流れにならないようにするには、どうしたらよいのでしょうか?

 

瞑想で気持ちを楽にする方法

いま、アメリカなど海外のトップビジネスマンの間では、習慣的に瞑想をする人が増えています。

 

スティーブ・ジョブズも、禅の考え方に共感して瞑想していました。私たちの脳は、毎日いろんなことを考えたり、心配したりします。

 

瞑想することで、頭の中がをキレイにスッキリします。本当に大切なことや、自分のあり方を確認できるとても良い習慣です。

 

瞑想の方法は、まず平らなところに座って背筋をまっすぐにして、目を閉じます。頭の中にいろんな雑念が出てきますが、すべて水に流すようにします。頭に自分の好きな景色を浮かべて、好きな言葉をこころの中でゆっくり繰り返します。

 

瞑想の時の呼吸方法は、「息を深くゆっくり吸って、長くはく。」吐くときには、雑念をこころから一緒に吐き出す感覚で呼吸するのがおすすめです。

 

朝、起きてから3分でも瞑想すれば、毎日がとても心地よいものになります。腸内環境にも良い習慣ですね。

 

自律神経は、目に見えないものですが、呼吸でととのえることができます。ゆったりした呼吸が、リラックスした状態をつくります。呼吸からリラックスして、副交感神経を働かせて、ストレスも一緒にうまく逃がしましょう。

 

疲れたな~と思ったら、ちょっと外の空気を吸って空を見上げたり、カフェに行って一人の時間をつくりましょう。お風呂で温まってくつろぐのも、効果的です。

 

腸内環境のためにも、一日のうち少しでも「ぼーっと」する、何も考えない時間が大切ですね。

 

参考文献「美腸の教室」一般社団法人日本美腸協会

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