腸活ごはん~玄米と発酵食品
はじめまして。キッコーマンこころダイニングの代表 茶谷(ちゃたに)です。
私たちは、食でこころとからだをととのえる「発酵のある暮らし」を広げたい、という想いで商品やサービスを提供しています。
これから、「腸活ごはん 玄米と発酵食品」というテーマで連載をお届けします。
腸のはらたきや食事法をわかりやすく解説しますので、どうぞ楽しみながらお読みください。
私は、学生時代60kgでどれだけ食べても太りませんでした。
しかし、会社に入り営業から商品企画に移りバリバリ働いた30代には、毎晩夜8時まで働いてそれから飲みにいく生活をしていました。
食べるものも、ほとんど気にしていませんでした。
すると、あっという間に70kgまで太っておなかも出てきてしまいました。
この写真は、ぽんずの開発で高知のゆず畑に行ったときのもので、顔もパンパンで目も細くなっています。(もともと切れ目ですが・・・)
このときの便の状態は、週に3日は下痢の症状でした。健康的な腸とは言えない状態ですね。
下痢でも自分は気にしませんでしたが、娘が小学生になったある日「お父ちゃんが入ったあとのトイレはくさいから入りたくない!」と言われてしまいました・・・。
家族に迷惑をかけてるな~と思いましたが、自分ではどうしようもないとあきらめていました。
50歳をすぎて、こころダイニングの仕事をするために発酵と腸内環境について、とにかく本をたくさん読んで学びました。
そこで、便やおならのにおいは、「悪玉菌」が動物性のたんぱく質や脂を分解するときに出すことを知ったのです。
においの元は、ほんの少しでもすさまじいにおいを出す、アンモニア、スカトール、インドールなどの化合物です。
このにおいを出す「悪玉菌」が私の腸にはたくさんいるのが原因だと分かりました。
毎日食べるものを変えていけば、腸内環境が変わるかも?と考えてまずは、朝ごはんを玄米と納豆、みそ汁にしました。
すると、1週間くらいで便の調子が良くなってきたのです。
玄米にも食物繊維はありますが、さらに水溶性の食物繊維をとるために、のり、らっきょう、めかぶ、ごまをごはんのお供にしました。
また、わかめやきのこのみそ汁を食べました。発酵食品で大豆由来のオリゴ糖もある納豆を毎朝食べるようにしました。
2週間ほどすると、なんと便が大きくなりました。便の水分以外は、1/3は腸内細菌でできているのです。
納豆やみその発酵菌や食物繊維、オリゴ糖が腸の「善玉菌」をたくさん育てたのでしょう。
20年たってようやく、娘から「トイレのあとがくさい」と言われなくなりました。
便の状態も下痢がまったくなくなり、理想のうんちになりました。だから驚くほど、健康的で毎日スッキリ快調です。
これは、腸活のために食べるものを変えたことで腸内環境がキレイになったのが理由ですね。
体重も学生時代の60kgに戻り、おなかもへこんできました。
気分転換のために、朝に散歩したり、週末に軽く自転車に乗りますが、はげしい運動はしていません。
腸内環境を変えると、毎日の便通がスッキリ気持ちいいし、においもなくなるし、おなかもへこむなどいいことばかりですね。
私の実体験をもとに、役立つ「腸活ごはん 玄米と発酵食品」を連載でお届けします。
楽しく読みながら、一緒に腸活ごはんを始めましょう!
2)小腸のはたらき
腸活ごはん~玄米と発酵食品/
3)大腸のはたらき
4)やせ菌を増やすには?
5)病気は腸内細菌がつくる
6)キレイな腸内フローラをつくる食べ物
7)微生物の宝庫~発酵食品のひみつ
8)おなかの救世主~玄米と納豆・みそ汁 炊飯器の玄米モードでも美味しい、玄米の炊き方を教えます。
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