腸活ごはん~玄米と発酵食品

5)病気は腸内細菌がつくる

からだの悩みを解決する可能性は腸にある

皆さんには、どんなからだのお悩みがありますか?

いつもおなかの調子が良くない。

 

お肌が乾いたり、荒れてしまう。

 

とてもイライラしたり、落ち込んだりする。

 

アレルギーや花粉症を治したい。

 

血圧や、血糖値、コレステロール が高い。など

 

実は、これらの悩みごとを解決する可能性を秘めているのが、腸なのです。

 

驚くべき腸内細菌のはたらき

腸内細菌には、「健康を維持するはたらき」と「病気を引き起こすはたらき」があります。

 

健康を維持する有用性の腸内細菌は、ビタミン合成、消化吸収、感染防御、免疫刺激をします。

 

一方、有害性の腸内細菌は、腸内腐敗、細菌毒素、発がん物質を産生します。

 

そして、病原性の腸内細菌もあります。

 

しかし、ひとつの腸内細菌はいくつかの働きをします。例えば、悪玉菌の一つである大腸菌は、有用性、有害性、病原性の3つのはたらきをするのです。

 

腸内細菌が、こころとからだの健康をつかさどる、司令塔のような役割をしているのです。

 

私たちのおなかには、1000種類 重さにして1.5kgほどの腸内細菌がともにバランスをとりあって暮らしています。

 

健康になるのも、不健康になるのも、日々の食事に何を食べるか?

 

からだやこころをどうケアするか?を考えて腸活したいですね。

 

参考文献  「腸を鍛える」 光岡知足 腸内フローラと宿主のかかわりあい仮説より

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