発酵菌は、大きく分けて「かび」、「細菌(バクテリア)」、「酵母」の3つの仲間に分けられます。
1つめの「かび」の仲間は、しょうゆ、みりん、みそ、日本酒、甘酒、焼酎、泡盛などをつくる「こうじ菌」、かつおの枯節をつくる菌、かびタイプのチーズの菌などです。
こうじ菌は、日本の国菌に指定されています。水が豊富で、湿度の高い気候だからこそ生まれた優秀な菌です。
ちなみに、しょうゆのこうじ菌といっても、キッコーマン菌、ヒゲタ菌、ヒガシマル菌など種類が違います。
蔵によって受け継がれてきた菌が、味や香りを決めているのです。
これは、みそや日本酒、焼酎、みりんも同じです。