玄米の炊き方

玄米炊き比べ(炊飯器編)

皆さんはご自宅で玄米を炊かれますか?

 

「玄米って水加減が難しそう」「炊飯にどのくらい時間が掛かるの?」
興味はあるけれど、手が出せない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

そこで、こころダイニングが【炊飯器】・【圧力鍋】・【土鍋】の3つの方法で、玄米の炊き比べをしてみようと思います。

 

ふっくら、もちもちとしたおいしい玄米ごはんを目指します。

画像はイメージです。

まずは定番の炊飯器

まずは炊飯器で炊いてみます。玄米コースがあれば手軽に炊けますね。

炊飯器によっても出来上がりが変わってくるのか検証するため、A社製、B社製の炊飯器2種類を使って比べてみます。

さらに、「浸水なし」と、「浸水2時間」の2パターンでも、出来上がりを比べてみましょう。

作り方

玄米を150g計量する。

洗米する。最初の水はすぐに捨て、泡だて器を使って強めにかき混ぜ、水を入れ替える。

これを3~4回繰り返す。

 

 

 

水を切り、玄米を炊飯器の内釜に移す。内釜の線に合わせて水を入れる。

そのまま浸水させる。

炊飯器の玄米コースで炊飯する。

A社製炊飯器の結果

玄米モードは炊き上がりに時間が掛かると予想していましたが、A社製の炊飯器では思ったよりも早く炊けました。

 

まずは「浸水なし」の玄米ごはんから食べてみます。

少しパサついていますが、しっかり炊けています。食感はプチプチしていて、独特の歯応えがありますね。

“ふっくら、もちもち”ではありませんが、玄米らしい炊き上がりです。

 

次に「浸水2時間」の玄米ごはんは・・・

浸水なしに比べて柔らかく、プチプチ感は少なめ。弾力はあまり感じません。

噛んでいると糠だけが口に残るためか、後味のえぐみが少し気になりました。

B社製炊飯器の結果

B社の炊飯器はA社に比べ炊飯時間が長め。

さらに水の量も多いです。果たして結果は・・・

 

まずは「浸水なし」の玄米ごはんです。

水の量が多いからか、A社製炊飯器の玄米に比べて柔らかめに炊けていました。

こちらも噛んでいると口の中に糠が残ります。

 

次に「浸水2時間」の玄米ごはんは・・・

“柔らかい”を通り越して、水っぽい食感になってしまいました。水加減が難しいですね。

まとめ

色々な条件で炊き比べてみましたが、目標とする「ふっくら・もちもちの玄米ごはん」には及ばず。

 

しかし炊飯器の最大のメリットは、スイッチを押せば自動で炊飯してくれるところにあります。上手に利用することで、負担なく玄米ごはんが味わえるのではないでしょうか。

 

炊飯器の機種によって炊飯時間や水加減、炊き上がりの品質に大きな差があるようです。ご家庭にある炊飯器で何回か炊飯してみて、お好みの柔らかさになるよう水の量を調節するとよいでしょう。

浸水したほうが柔らかく炊き上がります。

 

 

玄米を炊きたいけど手間も時間もかけられない、

自分は玄米を食べたいけど家族は白米派・・・という方は、

電子レンジで2分温めるだけで食べられる「糀入りもちもち玄米」もおススメです。

栄養豊富な宮城県のブランド米「金のいぶき」と、

不足しがちな水溶性食物繊維が含まれるもち麦、

古代米の黒米をブレンドし、乳酸菌も500億個配合。

塩糀の味付けで、お米本来の甘味が感じられる味わい深い玄米ごはんです。

 

どんな炊き方でも得られない、まるでもち米のようなもちもち食感がやみつきになると、とっても好評です。

 

次回は圧力鍋を使って玄米を炊いた様子をご紹介します。

関連記事