玄米の炊き方
「自宅でもおいしい玄米ごはんを炊きたい!」 そんなご要望にお応えして、こころダイニングが【炊飯器】・【圧力鍋】・【土鍋】の3つの方法で玄米の炊き比べ実験をしてみました。炊飯器編・圧力鍋編に続き、最後は土鍋編です。
画像はイメージです。
冬の時期に大活躍する、7号サイズの土鍋を使用してみます。圧力鍋編と同様に、「浸水なし」と「浸水2時間」、「浸水6時間」で比較してみましょう。
圧力鍋に比べ土鍋は水分が飛びやすいので、少し多めに水を入れています。
玄米を300g計量する。
洗米する。最初の水はすぐに捨て、泡だて器を使って強めにかき混ぜ、水を入れ替える。これを3~4回繰り返す。
玄米がかぶる量の水を加え、浸水させる。 水を切り、玄米と水450gを土鍋に入れて弱火で加熱開始。 土鍋の空気穴からしっかりと蒸気が出たら、弱火のまま30分加熱する。
一度蓋を開けて水分がなくなっていることを確認し、蓋をしてそのまま10分蒸らす。
「浸水なし」の玄米ごはんは・・・
炊き上がって蓋を取ると…ごはん一面にカニ穴が(表面にできる小さな穴のことです)!とても美味しそうに炊けています。
食感は少し固め。お米の粒々とした食感があり、圧力鍋で炊いた浸水2時間の玄米ごはんに近い味わいです。
「浸水2時間の」玄米ごはんは・・・
こちらもしっかりとカニ穴ができています。浸水なしに比べ、ふっくらと炊けています。食べてみると、プチプチとした独特の食感があります。噛んでいると口の中に糠が残りました。
「浸水6時間」の玄米ごはんは・・・
「浸水2時間」よりもさらにふっくらしています。柔らかすぎず固すぎず、バランスのよい炊き上がり。食感もあまり気にならず、食べやすいです。もちろんカニ穴もありました!
土鍋で炊いた玄米ごはんは、炊飯器や圧力鍋で炊いたものよりもふっくらしていました。もちもち感はありませんが、とても食べやすく炊き上がりました。
やるまでは「土鍋でごはんを炊くのって難しそう…」と思っていましたが、実際にやってみるととても簡単でした。火加減を細かく調整する必要もなく、“沸騰したら弱火”で大丈夫です。心配でしたら、蓋をずらして中を少し覗いてみましょう。
いかがでしたか?玄米の炊き比べ結果をまとめると、以下の通りです。
玄米を炊くうえで参考にしていただけると嬉しいです。
また、お米の品種を変えることで炊き上がりも変わってきます。
(今回は千葉県産こしひかりを使用しました)。
いろいろな品種で食べ比べるのも楽しいですね!
※注意
玄米を長時間浸水させる場合は、雑菌の増殖を防ぐため冷蔵庫に入れることをおすすめします。
火力の強さによって水分の蒸発量が異なります。焦げないよう注意してください。
炊き上がりの食感や好みには個人差があります。
玄米を炊きたいけど手間も時間もかけられない、
自分は玄米を食べたいけど家族は白米派・・・という方は、
電子レンジで2分温めるだけで食べられる「糀入りもちもち玄米」もおススメです。
栄養豊富な宮城県のブランド米「金のいぶき」と、
不足しがちな水溶性食物繊維が豊富なもち麦、
古代米の黒米をブレンドし、乳酸菌も500億個配合。
塩糀の味付けで、お米本来の甘味が感じられる味わい深い玄米ごはんです。
どんな炊き方でも得られない、まるでもち米のようなもちもち食感がやみつきになると、とっても好評です。
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