玄米の炊き方

玄米炊き比べ(圧力鍋編)

「自宅でもおいしく玄米を炊きたい!」

そんなご要望にお応えして、こころダイニングが【炊飯器】・【圧力鍋】・【土鍋】の3つの方法で玄米の炊き比べ実験をしてみました。

前回の炊飯器編に続き、今回は圧力鍋編です。

圧力鍋で

画像はイメージです。

ガスコンロを使うタイプの圧力鍋で試してみます。

今回は「浸水なし」と「浸水2時間」、「浸水6時間」の3パターンで比較してみましょう。

作り方

玄米を300g計量する。

洗米する。最初の水はすぐに捨て、泡だて器を使って強めにかき混ぜ、水を入れ替える。

これを3~4回繰り返す。

 

 

 

玄米がかぶる量の水を加え、浸水させる。

 

水を切り、玄米と水450gを圧力鍋に入れて加熱開始。
圧力がかかるまでは中火、圧力がかかった後は弱火にし、20分間加熱する。

火を止め、ピンが下がったら蒸らし終わり。

結果

浸水なし」の玄米ごはんは・・・

ぼそぼそした口当たりで、かなり固めに炊き上がりました。粒感がしっかりと残っており、自然と噛む回数が増えます。良くも悪くも“玄米らしい”仕上がりです。

 

浸水2時間」の玄米ごはんは・・・

蓋を開けた瞬間はふっくら炊けているように見えましたが、食べてみると少し固め。それでも、「浸水なし」に比べると柔らかく、食べやすい印象を受けました。

 

浸水6時間」の玄米ごはんは・・・

「浸水2時間」に比べ、さらに柔らかく仕上がりました。もちもちというより、しっとりとした口当たりです。

まとめ

炊飯器編と同様に、浸水時間を長くすることで、柔らかくしっとりとした玄米ごはんが炊き上がりました。

食感を残したい方は浸漬2時間、柔らかめがお好きな方は浸漬6時間と、お好みに合わせて調整するのが良さそうです。

 

炊飯器のように“スイッチを入れたらお任せ”というわけにはいきませんが、(浸水時間を除き)1時間もあれば圧力鍋で玄米ごはんが炊き上がりました。

慣れてしまえばとても簡単。火力や加熱時間をお好みで調整できるので、圧力鍋がご家庭にあるならば、お勧めの方法です。

焦げやすいので、圧力が掛かった後の火力は弱火で充分です。

 

 

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次回は、土鍋で炊いた場合をご紹介します。