腸活ごはん~玄米と発酵食品
太りやすい体質、食べても太りにくい体質は何が原因なのでしょうか?
アメリカ・ワシントン大学のジェフリー・ゴードン博士らのチームが、やせた人と肥満の人の便をマウスに移植する実験をおこないました。
同じエサと同じ運動量で、1ヶ月後に肥満フローラを移植されたマウスは、なんと体脂肪が20%もアップしました。
これにより、 腸内環境は 体脂肪の量をかえることが推測されました。食生活の違いで、腸内環境が変わり、太りやすい体質になってしまうようです。
脂肪の吸収を抑える腸内細菌「バクテロイデス」が少ないと、太りやすい体質になると言われています。
体質は、生まれたときにもらったものだけでなく、自分の食生活が決めているのですね。
マウスの実験 ワシントン大学のジェフリー・ゴードン博士らのチーム 科学雑誌サイエンス(Science)に報告 Gordon et al. Science 2013
参考文献「腸内フローラ10の真実」NHKスペシャル取材班
では、脂肪の吸収を抑える腸内細菌「バクテロイデス菌」は、何を食べると増やせるのでしょうか?
それは、わかめやめかぶ、ひじきなどの海藻、大麦、らっきょう、りんごなどに含まれる「水溶性食物繊維」です。
また、「不溶性食物繊維」と「水溶性食物繊維」の両方を含む食材もあります。納豆、なめこ、じゃがいも、人参、ごぼう、キウイフルーツなどです。
海藻などの水溶性食物繊維は、ごはん食がおすすめです。朝ごはんにもち麦入りのごはんや、納豆、わかめなどの海藻入りのみそ汁を食べることで、おなかに良い腸活ごはんになります。
私も、納豆にめかぶやごま、しらすなど入れて食べています。
具たくさんの納豆で、朝ごはんの立派なおかずになります。
あなたも、今日から善玉菌をふやす食生活にかえてみませんか?
参考文献 「毒出しごはん」青江誠一郎 ・「腸内フローラ10の真実」NHKスペシャル取材班
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