幸せホルモン「ドーパミン的幸福」を手に入れる2つめの方法は、自ら娯楽の量や時間を制限することです。
ドーパミン的娯楽とは、お酒やタバコ、薬物、ゲーム、スマートフォン、ギャンブルなど依存性のある娯楽のことです。
これらの娯楽は、やればやるほど「もっと欲しい」と私たちの脳が欲するもので、なかなか止められないのです。
だから、あらかじめ量や時間を決めておくことがとても大事な娯楽なのです。
これを制限しながら楽しむことで、これらの娯楽の依存症にならずに済みます。
毎日の習慣が、生活の積み重ねになります。
だから、どれだけ自らをコントロールできるかが大切ですね。
逆に、ドーパミン的幸福をコントロールできずに、依存症に陥ってしまうと、健康を害したり、家族や友人との関係が壊れたりします。
それにより、心とからだの幸せホルモンであるセロトニン的幸福と、家族や友人との関係で味わえるオキシトシン的幸福も同時に失います。
ドーパミン的幸福の怖さはここにあるのです。
そんな依存性の高い娯楽ですが、お酒であれば仕事のストレスの解消になったり、人とのコミュニケーションを良くしたり、自分の気分転換になると言う良さもあります。
自分自身をコントロールしながら、ドーパミン的幸福とうまく付き合っていきたいですね。
私もお酒は家で毎日飲みます。しかし平日はワインか焼酎を2杯までと決めています。
ビールは、まずは1杯飲んでからその後に違うお酒を飲みたくなりますし、おなかが出てしまうこともあり、週末だけにしています。
あなたのドーパミン的娯楽のマイルールは何ですか?
もしまだなければ、1番気になる娯楽をどうコントロールするか考えてみてください。
制限することで、次に味わう時も楽しく過ごせるでしょう。
参考文献 樺沢紫苑「3つの幸福」