「ドーパミン」という言葉は、聞いたことがあると思います。
この幸せホルモンは、成功やお金を得た時、認められてほめられた時、快楽・娯楽・あらゆる欲望を満たした時などに一度にたくさん放出されます。
「ドーパミン」は、光と闇の部分が分かれる幸せホルモンです。
光の部分は、仕事で成功したりテストで良い成績をとった時に、ドーパミンが出ると「よし次はもっと頑張ろう!」と成長するための気を引き出す力になります。
しかし、努力を積み重ねてやっと得られるのでかんたんには味わえません。
自己を成長させるには、途中であきらめない根気と自らを奮い立たせる工夫が必要です。
一方、闇の部分はアルコールや薬物、ギャンブルなどを体験しているときに発するドーパミンです。
強い幸福感を味わえるので、「もっと欲しい」と感じるようになります。
こちらのドーパミンは、光の部分と違い手軽に味わえます。
「今すぐ手に入る幸せ感」で快楽の象徴ですね。
お酒であれば、始めは1本でも2本、3本と止まらなくなって欲望が暴走します。
パチンコやゲーム、スマホ、薬物などは、とめどなく気が済むまでやり続けてしまいます。
これが依存症の原因になるのです。
欧米のWEBサイトでは「ドーパミン」と検索すると、「依存症の原因物質」と解説されるのもこの幸せホルモンの危険性をあらわしています。
ドーパミンは、光と闇の部分があることを知り、自らの気持ちや行動をコントロールする必要があるのです。
たとえば、お酒は1本まで、スマホは夜10時までなど、あなたは、どのようにして「ドーパミン」をコントロールしていますか?