第2の幸せホルモン「オキシトシン的幸福」を手に入れる方法の2つ目は、友人との交流をすることです。
私たち人間は、人と人とのつながりの中で生きています。
こころの通った交流によって、安心感が生まれてオキシトシンが出るのです。
孤独でいることは、こころとからだの健康にとって1番良くありません。
ではどのようにして、友人との交流をうまくつくっていけば良いのでしょうか?
まずいきなり友人をつくろうとせず、趣味は、スポーツのコミュニティー、勉強会に入ってみることをお勧めします。
これまでと違うコミュニティーに入ることで、新しい人間関係が生まれます。
仲間と話をしたり、活動するのは楽しいですよね。
その中で、気の合う人とお付き合いすれば友人関係が生まれます。
日頃の生活や仕事の中で、同じ人としかお付き合いすることがないと思いますが、自分から楽しそうなイベントや勉強会などに出かけてみましょう。
新たな人とのつながりの中で、これまでにない発見が生まれますし、楽しい人との交流がオキシトシンを分泌します。
いきなり友達をたくさんつくろうとせず、仲間を作ることが友人関係に発展するきっかけになるのです。
また、リアルコミュニケーションが多かった高齢者は、うつ病にかかりにくいと言われています。
実際に会って話したり、交流することで脳も活性化しますし、人とつながることで癒しの効果があり幸せホルモンも得られます。
さあ、あなたも何か新しいコミュニティーや新しい趣味、スポーツサークル、勉強会などに参加してみませんか?
参考文献 樺沢紫苑「3つの幸福」