その後、水分がほぼなくなるまで煮詰めたら、種も皮も濾さずに、そのままビンなどに詰めて保存します。現地の主婦たちの作業風景は圧巻で、まさにトルコの風物詩。トマトは日光に当てて乾燥させると、同時にリコピンが活性化して栄養的にも豊富になります。
現地ではゆっくりと2〜3日以上干すのが常ですが、日本とは気候も異なるため、同様に試してみると発酵が強すぎるように感じることもありました。そんな経験をしてから、私は1日程度干し、少量から仕込むようにしています。焼いた肉やオムレツに、煮込みなどにおすすめです。
まずは、作ってみようと思う気持ちが大切。作業が楽しい、干す時間も楽しい、すぐできておいしい!そのくらい感じで始めてみてはいかがでしょう。