幸せホルモン「セロトニン的幸福」を生む良いサイクル

睡眠と休息、リラックス、感謝、こころのゆとりは、ヒトの充電活動

幸せホルモンの「セロトニン」を活性化させるためには、5つの習慣・こころとからだの健康・気持ちいい・感謝の良いサイクルを回すことが大切です。

 

そのためにはまず、こころにゆとりとからだにしっかりと睡眠と休息をあたえてあげましょう。

 

その上で、5つの習慣を生活にとり入れて自分自身をメンテナンスしましょう。

 

「セロトニン」的幸福を生む5つの習慣は、

 

1.質の良い睡眠をとる

2.朝日を浴びて散歩する

3.腸に良い食事をとる

4.幸せ3行日記をつける

5.月に1度自然の中で過ごす

 

です。

 

この習慣を続けることで、こころとからだがととのいます。

 

すると、自律神経のバランスが良くなるので精神的にも安定します。

 

自律神経は、交感神経と副交感神経の2つに分かれます。

 

昼間の活動期は、交感神経が優位になります。

 

夜間の休息期は、副交感神経が優位になります。

 

意識してととのえたいのが、副交感神経です。

 

副交感神経は無意識のうちに、内臓や血管などの動きをコントロールしています。

 

腸の活動も副交感神経が優位な睡眠中に行われます。

 

緊張や興奮が続くと、交感神経が優位になりすぎてからだも休まりません。

 

オフの時間を大切にすることで、こころとからだの健康が保たれて、気持ちにゆとりができます。

 

気持ちにゆとりができると、人やものへの感謝の気持が生まれて幸せホルモンの「セロトニン」が活性化して良きサイクルが回り始めるのです。

 

自分を犠牲にして、完全に燃え尽きるまで働いてはいけない

 

私たちは、がんばることが当たり前という感覚で生きています。

 

そのため、仕事や子育て・家事などを目いっぱいこなし、自分を犠牲にしてしまいがちです。

 

しかし完全に燃え尽きるまで働いてしまうと、なかなか元に戻すことができません。

 

自分を犠牲にして、完全に燃え尽きるまで働いてはいけないのです。

 

ストレスを解消して、自分をメンテナンスするスケジュールをあえて決めることも大切ですね。

 

未来の健康を保つために、自分のこころとからだをメンテナンスする時間をしっかりつくりましょう。

 

 

参考文献 樺沢紫苑「3つの幸福」