幸せホルモン セロトニンに良い5つの習慣 1)質の良い睡眠をとる

腸は、副交感神経が優位な睡眠中に活動する。

セロトニン的幸福を手に入れる5つの習慣をお話しします。

 

まず1つ目は、「質の良い睡眠をとること」です。

 

私たちの自律神経は、昼間の活動時に働く交感神経と、夜間の睡眠時に働く副交感神経の2つに分けられます。

 

腸は、副交感神経が優位な睡眠中に活動します。腸内の腸内細菌がセロトニンの材料をつくるため、睡眠中の深い眠りはとても大切なのです。

 

睡眠はその時間ももちろん大切ですが、質がもっと大切です。深い睡眠を得るために、副交感神経を優位にした状態で入眠することが必要です。

 

 

深い眠りに入る準備が大切

 寝る1~2時間前には、電気を暗くしてベッドやお布団で、のんびりゆったりリラックスしましょう。

 

心地よい音楽や、香りを楽しんだり、1日を振り返って日記を書くことがおすすめです。3年3行日記のような気軽に書けるものが、続けやすくておすすめです。

 

今日あったことを書くと、頭の中にあるモヤモヤを空っぽにしてから、眠りに入ることができます。

 

また寝る場所でスマートフォンを見たり、寝る直前までテレビを見ることは、その光が脳を覚醒させて深い眠りの妨げになります。

 

電磁波により、睡眠ホルモンメラトニンも破壊されてしまいますので、活字の本で読書をしたり、雑誌を見たりゆっくりと過ごすことが深い睡眠のために効果的です。

 

参考文献 「健康は時間で決まる」根来秀行