腸内環境とはタイトル画

腸内環境をととのえる食だより[第1回]

【腸内環境とは】

腸のイメージ

ヒトの腸の中には、1,000種類以上の腸内細菌がおよそ100兆個もあるといわれています。腸内細菌は、からだに良いはたらきをする「善玉菌」、からだに悪いはたらきをする「悪玉菌」、そのどちらでもない菌の3種類に大きく分けられます。

たとえば、よく耳にする乳酸菌やビフィズス菌は「善玉菌」に分類されています。「腸内環境が良い」というのは、善玉菌が悪玉菌より多く、悪玉菌が増えるのをおさえられている状態のことです。腸は「第2の脳」とも呼ばれていて、からだ全体の健康に大きく関係しているのです。

【あなたの腸は大丈夫?】

腸の健康を自分でチェックするためには、まず腸内細菌の状態を知ることからはじめましょう。

腸内細菌が健康的な良い状態であるかどうかを知るには、便を観察することです。腸内環境が良い人の便は、善玉菌のはたらきにより黄色っぽい茶色の便でいやな臭いはなくバナナ状の形をしています。一方で便から悪臭がしたり、便が黒っぽかったりするときは、腸内環境が悪くなっているサイン。下痢や便秘をよくする方や、ガスがよく出る方も、腸内環境が乱れている可能性があります。

腸内環境をととのえることで、腸以外にも健康面でうれしい効果が期待できますよ。

うんちの形状を観察しようの図

良いうんちが出ないきは
腸内バランスが崩れているとき!

【執筆・監修/Eatreat管理栄養士 矢崎海里】<参考文献>●公益社団法人日本栄養士会:「正しい腸活のすゝめ」『日本栄養士会雑誌』、2017年12月1日、第60巻 第12号、p.3-13 ●吉田企世子 松田早苗:「正しい知識で健康をつくる あたらしい栄養学」高橋書店、(2021) ●厚生労働省:「腸内細菌と健康」、e-ヘルスネット、厚生労働省、https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/food/e-05-003.html、(閲覧日:2024年2月8日) ●株式会社日経BP:「その「腸活」はもう古い?腸内細菌研究者に聞く健康科学の最前線」、日経BOOKプラス、https://bookplus.nikkei.com/atcl/column/050800242/080300028/、(閲覧日:2024年2月8日)