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玄米の栄養価は?白米との比較を解説

「健康のために玄米を食べているけど、具体的にどういう栄養があるの?白米とどう違うの?」

このような疑問を持つ方は多いのではないでしょうか? 玄米は健康食として注目されていますが、その栄養価や効果について正確に理解している方は少ないのではないでしょうか。

本記事では、玄米の栄養成分や白米との比較について解説し、効果的な摂取方法を紹介します。

この記事でわかること

・玄米に含まれる栄養素とその効果
・白米と玄米の栄養価の違い
・手軽に玄米の栄養を摂取する方法

健康的な食生活を送りたい方は、ぜひ最後までご覧ください!

目次

【玄米の栄養素を詳しく解説】

玄米には白米にはない豊富な栄養素が含まれています。玄米は精米過程で取り除かれる「糠層」と「胚芽」を残しているため、ビタミン・ミネラル・食物繊維が豊富です。玄米と白米を比べると、エネルギー源の炭水化物やタンパク質の総量はほとんど変わりませんが、副栄養素の含有量では数倍の差があります。

玄米に含まれる主要栄養素

玄米には様々な栄養素が豊富に含まれています。特に注目すべきは食物繊維です。白米と比べて約3倍の食物繊維を含み、腸内環境の改善に役立ちます。また、ビタミンB1やビタミンEも豊富で、エネルギー代謝や抗酸化作用に効果的です。

玄米に豊富に含まれているビタミンB群には、「代謝」を助け、体調を整える働きがあります。これらは水溶性で体内に蓄積できないため毎日摂取する必要があります。ミネラル(マグネシウム、カリウムなど)も多く含まれています。腹持ちがいい食べ物としてだけでなく、玄米はそのバランスの良い栄養構成から健康志向の方に広く支持されています。

▼ 一般的な玄米に含まれる主要栄養素とその機能

食 物 繊 維

ビ タ ミ ン B 1

ビ タ ミ ン E

マ グ ネ シ ウ ム

カ リ ウ ム

詳細な栄養成分表と数値

玄米100gあたりの主な栄養成分を見ると、エネルギーは白米が188Kcal、玄米が152Kcalとやや玄米が下回ります。しかし、食物繊維は玄米1.4g、白米0.4gと大きな差があります。

特に注目したいのは、ビタミンとミネラルの含有量です。ビタミンB1は約5倍、ミネラルでは、マグネシウムが白米の約10倍、カリウムは約4倍と大きな差があります。

▼ 一般的な玄米と白米の栄養成分比較(炊きあがり100gあたり)

栄養成分
玄米
白米
エネルギー
152kcal
188kcal
タンパク質
2.8g
3.5g
脂質
1.0g
0.5g
炭水化物
35.6g
43.9g
食物繊維
1.4g
0.4g
ビタミンB1
0.16㎎
0.03㎎
ビタミンE
0.5㎎
微量
カリウム
95mg
28mg
カルシウム
7mg
2mg
マグネシウム
49mg
5mg

日本食品標準成分表2023年版(八訂)[文部科学省]

金のいぶき玄米の栄養

金のいぶきイメージ金のいぶき玄米は、玄米食のために特別に開発された品種で、最大の特徴は胚芽の大きさが通常の玄米の約3倍あることです。 この大きな胚芽のおかげで、ビタミンE、食物繊維などの栄養成分が豊富に含まれています。特に、通常の玄米と比較してビタミンEとGABAの含有量が優れています。

金のいぶきの大きな特長は、栄養価の高さに加えて、食味の良さです。玄米でありながら白米と同様に炊飯可能で、モチモチとした食感と自然な甘みが感じられます。このため、従来の玄米のような独特の硬さや香り、ボソボソ感がなく、玄米食を続けやすい特徴を持っています。日々の食事に玄米を取り入れたい方や、栄養価の高さと食べやすさを両立させたい方に適した品種といえるでしょう。

【玄米の取り入れ方】

玄米 画像

食べ方や継続するコツを知ることで、健康的な食生活を長く続けられるでしょう。

玄米の食べ方

玄米を効果的に食べるには、いくつかのポイントがあります。まず、玄米は白米より硬いため、十分に水に浸してから炊くことが大切です。一般的には5〜8時間程度、冬場はさらに長めに浸すとよいでしょう。圧力鍋を使うと調理時間を短縮できます。

また、玄米は最初から100%取り入れるのではなく、白米と混ぜて徐々に割合を増やしていく方法がおすすめです。例えば、最初は白米7:玄米3の割合から始め、慣れてきたら白米5:玄米5、そして玄米の割合を増やしていきます。

▼ 玄米の上手な取り入れ方

浸水時間:5〜8時間(冬場はさらに長く)

炊き方の工夫:圧力鍋の活用、玄米モードの使用

白米とのブレンド: 割合を徐々に増やす

毎日続ける玄米食のコツ

 

玄米食を継続するためには、「おいしく」「手軽に」が重要なポイントです。例えば、玄米に合う具材や調味料を工夫すると、よりおいく食べられます。野菜や豆類、海藻などを組み合わせると栄養バランスも良くなります。

時間がない日のために、玄米を多めに炊いて冷凍保存しておくのも良い方法です。電子レンジで手軽に解凍できます。また、最近では電子レンジで温めるだけの玄米製品も販売されており、キッコーマンこころダイニングの「糀入りもちもち玄米」は家庭ではできない特別な圧力をかけて炊く製法によって、玄米をおいしく食べられる品質を実現しています。毎日が忙しくて玄米をたく余裕がない方も、電子レンジで2分温めるだけで、もちもちとした食感の玄米が楽しめます。

玄米「金のいぶき」を食べ続けると得られる良いポイント

玄米を食べることで、食物繊維を豊富に摂ることができ、腸内環境にも良い影響があります。

また、胚芽部分が通常玄米の3倍!アミノ酸の一種・GABA(γ-アミノ酪酸)やビタミンEなどの栄養素を豊富に含みます。

 

 

【まとめ】

 

玄米は白米と比較して食物繊維、ビタミン、ミネラルが豊富で、健康維持に役立つ数々の栄養素を含んでいることがわかりました。

玄米をバランスよく食事に取り入れることで、健康的な食生活を実現しましょう。こころダイニングの「糀入りもちもち玄米」は、栄養豊富な玄米を手軽においしく取り入れられる商品として、健康志向の方におすすめです。ぜひ毎日の食卓に取り入れて、玄米のもつ豊かな栄養の恩恵を体感してください。