腸内環境とからだの健康

腸内環境をととのえる食だより[第2回]

【腸内環境とからだの健康】

腸内環境には、食事や運動、睡眠、ストレスなどが大きく影響します。 「たんぱく質や脂質にかたよった食事」「不規則な生活」「ストレス・便秘」などが原因で、腸内の悪玉菌が増えていきます。一方、腸内の善玉菌が増えることで、からだの免疫機能を高め、食中毒菌や病原菌による感染予防、がんのリスクを減らす効果が期待できます。 さらに、善玉菌には血清コレステロール値を下げて、過敏性腸症候群やうつ病といったストレス性の病気にかかるリスクをおさえることもわかっています。 腸内環境がととのうと、心の健康にも良い影響があるのです。

【腸内環境をととのえる食生活】

積極的にとりたい食品とは…

1. 発酵食品

ヨーグルト、納豆、みそ、キムチ、漬物、しょうゆ など
発酵食品

2. 食物繊維

大豆、ごぼう、たまねぎ、ひじき、玄米 など ※食物繊維は水溶性と不溶性の2種類ともバランスよくとるのがポイント
食物繊維

3. オリゴ糖

バナナ、にんにく、ねぎ、アスパラガス など
オリゴ糖

4. 乳酸菌

乳酸菌飲料、チーズ、ヨーグルト など
乳酸菌
乳酸菌やビフィズス菌は、空腹時よりも食後など胃に食べ物が入っている状態で食べるほうが、胃酸の影響を受けにくいので、効果が出やすいとされてます。 また、善玉菌のエサになる「プレバイオティクス」や、善玉菌そのものを増やす「プロバイオティクス」が入った特定保健用食品を利用するのも一つの方法ですね。 ぜひ、日々の食生活にこれらの食品をとりいれてみてください!

【執筆・監修/Eatreat管理栄養士 堀江優子】<参考文献>●公益社団法人日本栄養士会:「正しい腸活のすゝめ」『日本栄養士会雑誌』、2017年12月1日、第60巻 第12号、p.3-13 ●吉田企世子 松田早苗:「正しい知識で健康をつくる あたらしい栄養学」高橋書店、(2021) ●厚生労働省:「腸内細菌と健康」、e-ヘルスネット、厚生労働省、https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/food/ e-05-003.html、(閲覧日:2024年2月8日) ●株式会社日経BP:「その「腸活」はもう古い?腸内細菌研究者に聞く健康科学の最前線」、 日経BOOKプラス、https://bookplus.nikkei.com/atcl/column/050800242/080300028/、(閲覧日:2024年2月8日)